【常習化した体罰の行く末とは】海外・アフリカの学校教育に携わる私が事例を挙げながら体罰が”なぜいけないのか”を探ってみた

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発信内容→【小学校教育/ライフハック/世界旅/恋愛】 教員採用試験合格を辞退してザンビアで教員やってます。 価値主義を伝える教育・デザイン・仮想通貨・映像等を勉強中。 好きだけで生きることを証明中。 23歳ぶっ飛んでいきます。

こんにちは。Runです。(@zambian_run)

 

ご存知の方は多いと思いますが私は、アフリカのザンビアで教員をしています。

 

アフリカで常習的に行われているのが体罰

 

体罰が文化になると子供にどのような影響を及ぼすのか。

 

子供と関わる機会がある大人には絶対最後まで読んでいただきたい記事です。

 

感情的になって子供に怒鳴ってませんか?

いけないとわかっていても手を上げてませんか?

抑えつけていませんか?

 

本記事では、常習的に行なわれている体罰の末路をまとめてみました。

 

ではいきましょう。

 

アフリカにおける体罰の事例

 

毎回ではないが遅刻したら掃除(授業は出れない)

 

毎回掃除させられるワケじゃないので子供もわからないですよね。

 

まず先生たちも大人も全然時間を守らないのに、子供は遅刻すると叩かれるか廊下や教室の掃除を強いられる。

 

おかしな話です。

 

この罰が常習的に行なわれているせいで学校はかなり毎日綺麗なまま。

 

忘れ物したらケツバットor張り手

 

これも毎回に限ったことではありません。

そもそも時間割を子供たちがいつまでたっても覚えない

 

加えて先生も覚えてない場合もあります。(ちゃんと時間割は掲載されてあるのに)

 

なのに、忘れ物をしたら背中に張り手もしくは、細い木の棒、ホースの切れ端でバチコリ叩く。

 

 

授業中うるさかったらケツバットor張り手

 

これが困るんです。

 

授業=静かにしてただ黒板を写す時間

 

なので私の時間になるとタガが外れたように弾けます。

それはそれで楽しいんですけど、言い争いや喧嘩になる場合があるのでソコは悩みながら改善を図っているところです。

 

思考停止で黒板を写しているだけなので、テストや応用問題になっちゃうと全然理解できてないわけです。

 

そりゃ、留年するわな。

 

 

ミスしたら何かしらの罰

 

例えば放課後のクラブ活動。

ネットボール(バスケのドリブルなしver)の時はキャッチミスをするとひっぱたかれるか、グラウンド一周走らされます。

 

授業中にわけがわかってないと

 

アホか!!

 

と罵倒されるわけです。(これは必ずじゃないです)

 

なので、私が確認で

 

Run

今の説明わかったかな?

 

と言うと100%

 

はい!

 

って返ってくるんですね。

なので

 

Run

じゃあみんなにもう一回りマインドで説明してみて

 

って誰かを当てるとできないんです。

そりゃあ、間違ったら何らかの罰を受けてたわけですから、嘘もつきたくなります。

なので

 

Run

別に間違ったからって私は罰を与えたりしないから正直に答えてほしい

 

と伝えると、嘘つく子はかなり減って考える癖がついてきました(まだ嘘つく子、面倒くさがる子はいます)

 

 

体罰ではないが日本と違う文化

 

職員室で先生と話すときは膝まずく

 

先生がどれだけ偉いかを象徴しているようにも受け取れました。

 

加えて言うならば職員室に入る場合は必ずノックをして

 

先生

入りなさい

 

と言われるまで扉を開けてはいけません。

 

授業に遅刻しても同じ条件です。

 

だからあるあるなのが

 

生徒

コンコン

 

先生

。。。(気づいていない)

 

生徒

コンコン

 

 

先生

入りなさい

 

生徒

。。。(気づかない)

 

生徒

コンコン

 

先生

入りなさい!!

 

このようなループを何度も授業中にも繰り返すのでかなり無駄な時間ができる仕組みになっています。

 

かといって、勝手に許可なく入ると罰が下るのでタチが悪い。

 

聞いている第3者としても無駄の多さと怒鳴り声からイラッとしてしまう時があります。

 

授業時間でも子供にお使いを頼む

 

先生たちは甘い者や炭酸のジュースが大好きです。

家から持ってきたモノがなくなって自分の授業がなく空き時間だった場合、生徒を呼び出して徒歩10分のマーケットにお使いを頼みます。

 

もちろん授業中以外の時間にも頼んでいますが、、これはどうなんでしょうね。

やるにしても休み時間にすればいいのにって思いますけど

 

休み時間はみんな家に帰るから自分で買うって話になりますし、今欲しいがために授業中でも頼むのでしょう(頻発しているわけじゃありません)

 



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体罰文化が根付いた子供の様子

 

 

言われないと時間を守らない

 

もう時間を守らないこと・見ないってこと自体が文化レベルなので仕方ないといえばそうなのでしょうけど。

時計持っているのに見てないんですよね笑

 

もしかしたら動いてない時計をファッションの一環でつけているだけの可能性もあります。

もちろんチャイムもないし、クラスに時計もありません

 

なので体育の授業をする前は毎度クラスに迎えに行かないと、100%グラウンドには来ません。

 

基本的に

 

クラスに先生がこない=遊び時間

 

この図式になっています。

 

自分で考えない

 

完全に指示待ち人間化しています。

 

刷り込み詰め込み暴力教育になっているので言われて叩かれないと動きませんし、永遠と言い争いと喧嘩で物事を片付けようとします

 

なので、自分たちで建設的な話し合い方をする方法がわかっていない。

言葉は理解しているけど行動や再現をすることができない体になってしまっています。

 

子供たちも罵倒と暴力で解決しがち

 

大人からそれしか習ってないので当然といえば当然です。

第三者として見てる・聞いてる自分にもストレスがかかるので、長い目にしてそれ以外の手段を助言するように心がけています。

 

 

 

③最後に

 

価値観の多様化

 

私も一人の教育者なので、もちろん黙って見ていられる状況ではありません

 

何度か他の記事にも書いていますが、直接的に

 

Run

体罰よくないよ。
やめなよ

 

と言ったところで直りません。

文化だから。

 

なので私は

☑体罰なし
☑抑えつけなし
☑子供たちによるマネジメント

 

を中心に置いた授業をして、“この方法でも子供たちは成長できる”ということを証明するために活動しています。

もちろんめちゃめちゃ苦労はします。

 

遂に過去1の成果が出た

 

先日Twitterにて、授業のライブ中継とツイートによる報告をしたのですが

 

 

校長先生はしゃべるだけの体育ではなく、先日はアクティビティが多めでしたし、もちろん体罰はしてなかったです。

 

子供たちも建設的な話し合いや、馬鹿にするのではなくアドバイスなどができるようになってきました。

 

もちろんまだまだ体罰はありますし、子供同士の罵倒の方が比率としては多いです。

今回の授業がマグレだったかもしれません。

 

それでも可能性は0%じゃないどころか

感動してしまうほどの彼らの伸びシロを1日見ることができたので、今後も私は背中で語りつつ、徐々に言葉も増やしていきます。

まとめ

☑体罰は人の思考を止める
☑自立・自律を奪う
☑体罰をなくすと、文化を超えるレベルの伸びシロを見出す可能性がある

 

こんなところです。

さらなる変化を垣間見ることができれば、随時発信していきます。

 

今日は読んでいただきありがとうございました!

 

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